婚活をしていると、なかなかいい人に出会えなかったり、逆にいいなと思う人がいても振り向いてくれなかったりして、どんどん自己肯定感が低下し、メンタルがやられてしまいますよね。
他にも周りからの「いつ結婚するの?」という社会的なプレッシャーや、毎回の婚活にかかる費用がかさみ経済的なプレッシャーを感じて、心が疲れてしまうこともあるかもしれません。
そんな時はあることに気をつけるだけで、前向きに婚活することができ、ストレスを減らすことができます。
ただし、人によっては、メンタルが回復できずに病んでしまう場合もあるので注意が必要です。
この記事では「婚活でメンタルがやられそうな時にやってほしい対処法」をご紹介します。
失敗談もふまえてご紹介するので、メンタルがやられないようにしてくださいね。
婚活でメンタルがやられそうな時の対処法8選
婚活方法を変える
今の婚活方法が自分に合っていない可能性があるかもしれません。
婚活の仕方はマッチングアプリ、結婚相談所、婚活パーティーなどさまざまです。
1つのやり方にこだわっていると、せっかくの出会いのチャンスを失ってしまうことも。
出会いの幅を広げるため、自分の気分転換のためにも、今までとは違った婚活をしてみましょう。
無理なく、自分のペースで続けられそうな婚活方法を探してみてください。
無理のない計画を立てる
平日は仕事、休日は婚活と予定を詰め込みすぎると、精神的にも身体的にも疲れてしまいます。
せっかく休日で疲れてしまって、平日の仕事に集中できなくなるのは避けたいですよね。
例えば、土曜日は婚活をして、日曜日はゆっくり休む1日にする、平日の夜に婚活をして、土日はゆっくり休むなど、自分にとって無理のない計画を立ててみましょう、
婚活は焦って行動すると、うまくいかない可能性が高くなります。
自分のペースで進められるような計画を立てることが大切です。
婚活を休む
メンタルがやられそうな状態では、せっかくステキな相手に巡り会えても、他の人に取られてしまうかもしれません。
また、メンタルがやられて疲れ切っている様子はお相手に悪い印象を与えてしまいます。
そんな時は、自分の時間を作って趣味に没頭したり、友人と話したりして、一度婚活をリセットしましょう。
期限を決めておけば、ダラダラと休んでしまうこともありません。
休止期間は思い切って羽を伸ばし、メリハリをつけて婚活しましょう。
休むことでリフレッシュし、新たな気持ちで婚活に取り組むことができます。
スキマ時間にストレス解消する
空いている時間にあらゆるストレス解消方法を試すことで、ちょっとしたリフレッシュをすることができるでしょう。
具体的には、ヨガやスポーツ、瞑想、マッサージ、睡眠などがあります。
メンタルがやられそうな時は、イライラしやすくなったり落ち込みやすくなったりすることが多いです。
いつもは気にならなかったお相手のちょっとしたところが目に付くようになり、悲しい結果になってしまうかもしれません。
そうならないために、ストレスが少ない間に対処していきましょう。
自分のやりたいことをするデートにする
自分のやりたいことをデートにすれば、お相手とデートをしつつ自分のストレス発散にもなり、一石二鳥です。
スーパー銭湯に行く、運動する、観たい映画を観るデートや、短時間だけのデートにするのも○。
特にスーパー銭湯は、お風呂に入っている間はお互いの時間になるのでおすすめです。
家で過ごしたい場合は、お家デートで一緒に料理をしたり、ゲームをしたりするとお互いの距離が縮まります。
行ってみたかった近所のカフェでお茶するだけでも十分なデートです。
デートのハードルを下げてみてもよいかもしれません。
自分を大切にする
婚活でメンタルがやられそうな時は、自己肯定感が下がっているので考え方がどんどん後ろ向きになってしまいます。
まずは「婚活を頑張って続けている自分はすごい!」と自分を褒めましょう。
せっかくいいな、と思える人に出会えても、自己肯定感が低いままだと「どうせ自分なんて…」と思ってマッチングできない可能性も。
そうならないために、まずは婚活をしている自分を褒め、自分の良いところを見つけ、自分を肯定することを心がけましょう。
例えば、毎日自分の良いところを3つ書き出す習慣をつけると、自己肯定感が高まります。
自己肯定感が高まると、婚活に対する自信もついてきますよ。
プロのカウンセリングを受ける
プロのカウンセラーに話を聞いてもらうことで、気持ちが軽くなり、前向きに婚活に取り組めるようになります。
婚活の話はデリケートな話題が多いので、なかなか友人や家族には相談しづらいですよね。
そんな時は婚活に特化したカウンセラーに相談して、アドバイスをもらいましょう。
カウンセラーは一人ひとりに合った具体的なアドバイスをしてくれるので、自分が次に何をすればいいかが明確になります。
自分の婚活を客観的に見てくれる存在がいるのはありがたいですよね。
なぜ婚活をしているのか考える
結婚はゴールではないからです。
メンタルがやられそうな時は、自分がなぜ婚活をしているのか、どうして結婚したいのか、もう一度考えてみましょう。
「結婚しないと幸せになれないのではないか」「結婚がゴールだから」と考えていませんか?
生涯独身を貫いている人、子どもがいなくても幸せに暮らしている夫婦など、ライフスタイルが多様化している世の中で、自分の人生をどのようにしたいのか、自分にとっての幸せは何なのかを考えてみましょう。
自分のなりたい姿が見えてくると、自然と自分が何をすればいいかがわかってくると思います。
婚活でメンタルがやられる原因と理由
いいなと思う人がいてもうまくいかない…自己肯定感の低下
婚活では、思うように結果が出ないことが続くと、自分を否定する気持ちが強くなり、さらに自信を失ってしまいます。
いいなと思ったお相手が振り向いてくれず、そもそもマッチングしなかったり、せっかくデートまで行っても次に繋がらなかったりすると、「自分には価値がないのでは」と感じてしまうことがあります。
このような状況が続くと、婚活自体が辛くなってしまうでしょう。
しかし、断られることは自分の価値とは関係ありません。
断られた理由は相手との相性が合わなかっただけのことも多いです。
経験を積むことで、自分に合った相手を見つけるチャンスも増えていきます。
あまり気にせず、次に進むようにしましょう。
いいなと思う人になかなか出会えない…ゴールが見えない焦りと不安
婚活は出口の見えないトンネルのようなものです。
毎週のように何人もの人と会っていると、それだけ期待と不安が大きくなります。
「今週はどんな人に会うんだろう、次に繋がる人だといいな」と期待していても「今回はダメだった…」と落ち込む。
これが繰り返されると「いつお相手と出会えるんだろう?」という焦りや不安がどんどん積み重なっていきます。
精神的な負担が大きくなると、イライラしたり、気分が落ち込んだりしてしまい、日常生活に支障をきたすこともあるので注意が必要です。
期待しすぎてしまうとその分落ち込みやすくなるので、あまり期待せず、淡々とパーティーやお見合いに臨むといいでしょう。
婚活はお金がかかる…経済的なプレッシャー
婚活では、結婚相談所やデートの費用、交通費など、経済的な負担が大きいと感じる人も少なくありません。
この負担がメンタルにも影響を与えることがあります。
例えば、毎回のデート代や交通費に1万円程度、婚活パーティーへの参加費が5000円程度、パーティーやデートに行く際の洋服や髪型などの自己投資として2~3万程度、結婚相談所の費用として1万円程度かかることが考えられます。
このような状況が続くと、婚活自体がストレスになってしまいます。
経済的なプレッシャーを軽減するためには、予算を立てて無理のない範囲で婚活を進めることが大切です。
また、費用のかからない婚活方法を探してみるのも一つの手です。
「いつ結婚するの?」…周囲からのプレッシャー
家族や職場から結婚を急かされるといったプレッシャーも、婚活中のメンタルに大きな影響を与えます。
例えば、ある男性は兄妹の結婚報告を聞くたびに「自分はいつ結婚できるのだろう」と焦りを感じていました。
このような社会的なプレッシャーは、婚活をさらに辛く感じさせる原因となります。
しかし、周囲に惑わされず、自分のペースで婚活を進めることが大切です。
自分自身の幸せを見つけることを目指しましょう。
周りの結婚ラッシュに焦る…他人との比較
友人や同僚が次々と結婚していく姿を見ると、自分と比較してしまい、焦りや劣等感を感じることがあります。
例えば、ある男性は友人が次々と結婚していく中で、「自分だけが取り残されている」「友人は結婚しているのに、なぜ自分は結婚できないのだろう」と感じていました。
このような状況が続くと、婚活自体が辛くなってしまいます。
また、友人の結婚を素直に喜べない事実から、自己嫌悪に陥ってしまうことも少なくありません。
他人との比較をやめ、自分自身のペースで婚活を進めることが大切です。
自分の幸せを第一に考え、自分らしい婚活を楽しむことを心がけましょう。
平日は仕事、土日は婚活…休む時間がない
毎週婚活で何人もの人と会っていると、休日も婚活に時間を取られてしまい、平日の仕事の疲れをとる時間がなくなってしまいます。
早起きして身支度を整え、待ち合わせの場所に行き、お相手と会って帰るとあっという間に1日が終わっているなんてことも。
また、婚活パーティーやお見合いでは初対面のお相手と長時間話さなくてはいけないので、緊張や気疲れしてしまいます。
婚活前は自分の好きなことに使えていた休日が、婚活で潰れてしまうのはストレスですよね。
そんなときはストレッチや半身浴など、移動時間や1日の終わりのちょっとした時間にできるストレス解消法を探してみましょう。
婚活でメンタルをやられやすい人の特徴
真面目で完璧主義
真面目で完璧主義の人は、婚活でも「すべてが完璧でなければならない」と考えがちです。
理想の相手に出会えないと自分を責めたり、少しの失敗や欠点に対して過度に落ち込んでしまいます。
このような完璧を求める姿勢が、婚活中のストレスを増大させ、メンタルがやられやすくなる要因となります。
うまくいかなかった時は「今回は縁がなかっただけ」と思うようにしましょう。
繊細で周りからの評価を気にする
周囲の意見や評価を過度に気にする人も、婚活でメンタルがやられやすい傾向があります。
家族や友人の意見を気にしてしまい、自分の本当の気持ちよりも、他人の期待に応えようとすることがストレスとなります。
結果として、自分に合わない相手とのお見合いやデートを重ねてしまい、疲れ切ってしまうことも。
周りのことは気にせず、まず自分はどうしたいのかを考えるようにしましょう。
自分の意見が言えない
自分の意見が言えない人は、婚活でうまくいかないと「自分に価値がない」と感じやすいです。
「お相手からどう思われるか不安」「お相手に嫌われることが怖い」と思って自分の意見を言うことができないと、自分だけが我慢することになり、不満がどんどん溜まっていってしまいます。
このような考えが続くと、婚活に対する意欲を失ってしまうことも。
自分の考えは言葉にしないと伝わりません。
少しずつでいいので、なるべく自分の気持ちを伝えていくようにしましょう。
婚活に対する目標がない
婚活に対する目標がない人もメンタルがやられやすいです。
なんとなくダラダラ婚活を続けているうちに年齢を重ね、なかなかいい出会いに恵まれず、婚活に対してネガティブになってしまうことも。
「この人よりもっといい人がいるかもしれない」という気持ちが、時間を無駄にしてしまっている可能性があります。
「いつまでに、こんな人と結婚したい」と目標を具体的にすることで、結婚相手を見つけやすくなるでしょう。
ネガティブな思考にとらわれやすい
物事をネガティブに考えやすい人は、失敗を過大に捉え、メンタルがやられやすいです。
「どうせまたうまくいかない」「自分には相手が見つからない」といったネガティブな思考が続くと、婚活自体が苦痛になってしまいます。
ネガティブな思考は自己評価の低下やモチベーションの低下を引き起こしやすいです。
婚活は自分の気持ちだけでは成立しないので、ポジティブに考えるよう意識しましょう。
婚活でメンタルをやられた体験談
「自分磨きに没頭した」
毎週会っていると、どうしても慣れが出てきてしまいます。
マンネリ化を防ぐ意味でも、婚活しない日は自分磨きに没頭していました。
いつまでも可愛くみられたいという理由からダイエットや美容に励んで、疲れを見せない工夫を。
また、資格の勉強や仕事のキャリアを積む、趣味を見つけるなどして、自分自身に幅を持たせるようにしました。
そうすると、自分に自信を持つことができるようになり、やって良かったと思うようになりました。
「思い切って婚活を休んだ」
仕事が忙しい時、どうしても婚活に気が向かない時は、期間を決めて一時的に婚活を休止しました。
肉体的にも精神的にも消耗している時は、無理せず自分をいたわることが大切です。
休息の間は、趣味に没頭したり、友人と話したりして気持ちをリフレッシュさせていました。
そうすることで、気持ちにゆとりが生まれ、婚活へのモチベーションを復活させることができました。
婚活では心の健康を保って理想の相手を見つけよう!
婚活でメンタルがやられる原因は、自己評価の低下や経済的・社会的プレッシャー、他人との比較などが挙げられます。
これらの問題に対処するためには、自己肯定感を高め、ストレス解消法を見つけることが重要です。
婚活が停滞した時は、新しいアプローチを試しながら無理のない計画を立てることが大切です。
また、ポジティブなマインドセットと健康的な生活習慣を維持し、具体的な目標を持って進めることが成功の鍵です。
メンタルをしっかりケアしながら、自分らしい婚活を続けてください。